WEBER45 DCOE9 ITALY
L18/2リッター bluebird510、WEBER45¢ フロート調整、フロートレベル
製造時から40年以上使ってるWEBER45¢、DCOE9のフロートレベル調整、メンテナンス系


2019年 2/19
たぶん40年以上、ジバキ倒されてるWEBER45¢/DCOE9。
うんうん、いつもの永田君の2dr/セダン510ですw

「なんかキャブが調子悪いガソリン滲むし」 てことでお預りしたんだが。
ぱっと見ガソリン溢れてきてオーバーフロー風味。
と思ったんでんまあ1番の原因と思われるフロートのパンクを疑ってみます。
過去に後ろ側のキャブ、フロートパンクしてキャブごと交換した経緯がある。
ものっそい勢いでジェットキャップからガソリン滲むつか漏れてます。
これは1、2番、WEBER45¢/DCOE9、ITALY

後ろ側、3、4番の同じく、WEBER45¢/DCOE9、ITALY
ちな、3番のP/JカバーのP/Kからガソリン漏らしてますな。
この3番のP/JカバーのP/Kは切れてますた。
ジェットキャップから溢れるぐらいなんで当然ファンネルにも吹き返したと思われる
大量のガソリンが着いてますな。
っで、1番のキャブからまずアーム折らないよう慎重にフロートピン抜いて
フロート耳元で振ってみたんだがパンクしてる感じではない。
続いて2番のキャブモーーー、とふと見ると。。。。。。
フロートレベル、油面調整なんてこの510、全くやったことありませんwwから
見落としそうだったんだがものっそい勢いでレベル上がってるやんけw

どこまで信じてエエんか分からんがマニュアルだと、
アッパーカバーひっくり返してN/Vのチェックボール押された状態で8.5mm、てのがdefault。
加齢老眼乱視近眼wな俺氏が見ただけでも8.5mmも無いのが分かる。
そこで板厚5mmのアングルを挟んでみるとほんのりクリアランスがあるんで、
defaultから約3mmぐらい上がってる、て感じだw これじゃ溢れるほどガソリン滲むのも当然だな。
アルミのアングルは5mmでつ。

大袈裟に言うと 基本、WEBERというキャブはO/Hする部分が無い。
敢えて換える、メンテナンスの対象頻度お高いのはP/JカバーのP/Kぐらいで、
出処不明で恐らく40年以上経っているこのDCOE9、永田君がシバキ始めてから20余年の
コレに関しては10年以上前にバタフライのビスをキャップボルトに、
そしてスロットルレバーの完成度をうpし、E/Tは俺氏作ったver.2。
5年ほど前にフロートパンクして後ろ側のキャブごと交換、そして去年P/Jの垂れ流し対策で
耐油のOリングを変更した程度、ぐらいだ。
N/Vも10年ぐらい前に、摩耗も無いんだがひょっとするとなんとなく効果があるかも?
てことで新品付けたんだが一切カワンネ、WEBERは絶望的にN/Vは昔っから減らないんですなあ、
だからO/Hしてもカワンネ違うそうじゃない!!!! てことになる。

レベルは10mmのアルミ板を挟んで約11mm程度に調整した。
マニュアル8.5mmに対して 約11mmな。
たぶんなんだがこのキャブ、ずーーーっと乗りっ放しノーメンテ、高速全開多用とかで
ちょっとずつ油面が上がってったんでしょうなあ、WEBERはフロートアームは真鍮なんで、
SOLEXみたいにちょっと押した程度ではフロートレベル変わるほど角度が変わるのは有り得ない。
なんでWEBERのフロートレベル変えるときはラジペンとプライヤーで結構な力で曲げるんですなアームを。
しかし3mmって、、、、w
(実際にはフロートピンのロールなってる部分が摩耗して油面が上がってる影響大、てことになるのかもな)
これは付いていたN/V。
念のためN/Vホントは摩耗してますた!!、てオチが無いように手持ちusedに変えてみたんだが文字通り1mmもカワンネww
先端テーパーの光ってるんのが200番(直径2mm)のアウター側ボディーと当たってる部分だ。
画像エロエロ拡大したり晒してますが、フロート落ち切った時、こんな風味に
N/Vは落っこちそうなぐらいの勢いのほうがエエ、つかdefaultになる。
んまあ実際にはこんなにフロート下がることは無いんだが
フロートレベル調整汁ときの基本がこんな風味になる。
上からN/Vアウター、N/V、フロートチップになる。
チップと当たるN/Vの先端はチェックボール?チェックバルブ?で
画像で見えるボール状の上にスプリングが入っててダンパーの役目を
してるんだろう、直接お互いに接触してれば全てが減っちまうからな。
これでフロートがパンクさえしなきゃあと20年ぐらいは使えるなw、
その20年後には俺氏は全力引退してるつか耄碌しちゃっててボケてると思うんで
おまえらWEBERで悩んだるんなら早めに持ってこいw